いいお墓が建ました

先日ブログに書いた、クンナムという高級石を使用したお墓が完成しました。

現場が急な斜面にあり、また大雨のさなかに搬入したことから、施工には苦労しましたが、完成したお墓を見て、かなり良い仕上がりになったなと自負しています。

どのように良いかというと、

①全体のバランスがかなり良い感じに仕上がっていること

②色の配色のバランス（組み合わせ）が良いこと

③最高級型の加工が、他の墓所とのバランスを崩さず、何気なく主張していること

④クンナム特有の艶と黒茶のような深み

以上が今回の墓所を設計する上で考慮したことです。「何でも自分だけが」ということではなく、全体に調和し、永きにわたりその墓所とお隣さんとのお付き合いになるのですから、多少の調和というのも気にすることを当社ではご提案させて頂いております。

黒御影石とお墓選び

久しぶりに黒御影石の良いものをお納めしました。インド産の黒御影では高級部材になるクンナムという石を全て使用し、最高級加工をした墓石を施工しております。黒御影石自体も良い部材なのですが、その中でもクンナムはかなり良い材質で、プロが見ればすぐに分かります。

残念ながら昨日の大雨で、施工が遅れており、今月末の納期ギリギリになってしまうと思うのですが、良い仕上がりになるであろうと今から楽しみにしております。クンナムを使われるお客様も年々減少しててあり、今では年間10件程度となってしまいました。クンナムは黒御影石でも艶、黒でも茶色いような深みがある色、硬度など、優れた石種で、サンプルを並べて比較すれば一般の方でもその違いが分かるぐらいです。

お墓は、組み直しを行ってゆけば、数百年はもつものです。決してお安くはないでしょうが、自宅や車のようにすぐに買い替えができるようなものではありません。しかも、そこには魂や様々な想いが詰まっているので、お墓をお求めになるときはそのことを少しだけ考えておくと、後々良いと思います。

お寺の墓地の納骨

今日は雨の中、平日には珍しく納骨がありました。最近は参列される方の都合に合わせ、週末が多くなってきました。

当社では、川崎市のお寺さんや、横浜市のお寺さんなど、複数の墓地の出入りの石材店とんっており、納骨や墓地の改修をさせて頂いております。納骨は雨の日はまだ良いのですが、大変なのは雪の日なのです。ラバー手袋をしていても、滑りやすく、また、雪が積もってきて、パラソルを立てても、参列者の皆様も長い時間は立っていられないことから、気を使います。

ですが、天候は分かりませんので、参列者の皆様に負担のないよう、悪天候の日は通常よりいろいろ気にしながら行っています。