お彼岸の恒例のこと
昨日の春分の日はお彼岸のお中日ともあって、お墓参りに行かれた方も多数いらっしゃると思います。当家では17日のお彼岸入り日にお寺に行ってまいりました。
さて、盆暮れ、お彼岸、お盆など、多数の方がお墓参りに行かれる機会に必ず多くなることがあります。一つは細かいお墓の修理です。雨や風邪、日光にさらされて、十年以上経過するとさすがに痛んでくるケースがあります。石そのものは問題ないのですが、石と石の継ぎ目が取れてきたり(耐久性の問題ないので、見た目の問題です)、30年ぐらい前のお墓の花立が壊れてきたりと、ちょっと工事が多くなります。お彼岸中はさすがに工 事が出来ないので、お彼岸明けにまとめて工事をしたりしています。
それともう一つは、お線香を香炉に入れるときに置くステンレスのお皿「香皿」を新しくしたいというご希望が増えます。お彼岸だけで10件近くの「香皿」の注文を受けました(ちなみに当社では1,680円で販売しています)。商品市況が高騰している一昨年や昨年は、このステンレスのお皿が大量に墓地から盗まれる事件も起きており、川崎市営霊園でも千個近くが盗まれるという事件がありました。墓地から盗むなんて、本当に罰当たりとしか思えませんが、悲しいかな、そうも思わないご時勢になってしまったのでしょうか。せめて、ご先祖様の供養は欠かさずしたいものです。
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