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2010年2 月26日 (金)

古い香炉の交換

毎年のことなのですが、お彼岸の前後にはお墓の修理を依頼される機会が多くなります。

御影石を使用している場合には、傾向として、補修と言っても目地や花立の修理、20年程度経っていると塔婆建てのぐらつきなど、大きな出費にならないような細かい修理が多くを占めます。御影石そのものは100年以上経過しても痛みも少なく、30年から40年目に大きな補修工事お墓を一部取り外してして、継ぎ目を強固したり、耐震加工を施したり、磨き直しをします)を行えば、さらに30年は大丈夫です。それぐらい、石は丈夫なのです。

しかし、30年以上には、現在より技術も発達しておらず、小物(花立や香炉)などはセメントと細かい砂利を混ぜたモルタルを型に流し込み整形した「人造物」が広く流通しており、この小物が経年劣化で使用不可能になるケースが良くあります。その場合は、香炉だけを御影石に交換してあげるだけで、お墓全体の印象が大きく変わります。

今回もそのようなご要望のお客様がおりましたので、出来るだけ墓石に近い石目を御影石を使用して、新しいものをお納めしました。お客様もご満足頂いたようで、とても嬉しく思いました。このお客様は、昨年に陶器製の花立から、ステンレス製の花立に交換修理を行っておりますので、「当初より見違えた」と仰っていただきました。

荒井家香炉(旧 

荒井家香炉(新
 

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